勉強も仕事も効率UPするすっきり整理術

勉強も仕事も効率UPするすっきり整理術

本格的な受験シーズンに向けて、追い込みを迎えているのにいまひとつ集中できない…というお子さんもいるかもしれませんね。そんな時は机周りを整理整頓して、気持ちをリフレッシュさせてみてはいかがでしょう?

もちろん、受験生だけではありません。机の引き出しの中を片付けると、仕事や家事の効率も一挙にアップするものです。

まずは「整理」そのあと必要なものを「整頓

冒頭で整理整頓という言葉を使いましたが、厳密にいうと「整理」と「整頓」には違いがあります。

  • 整理とは「理をもって整えること。乱れたものを整え、秩序正しくすること。不必要なものを捨てること」。
  • 整頓とは「よく整った状態にすること。きちんと片付けて、必要なものを使いやすく、見た目にも美しく配置すること」。

です。

つまり、まず「整理」をし、その上で「整頓」することが重要なのです。掃除は頻繁にしているのになぜか片付かないという人は、整頓はできていても整理ができていないのかもしれません。

引き出しに何が入っているか、中を見なくてもわかりますか?わからないという人は、整理が十分できているとはいえないかも。

使わない書類は「不要」とみなし改めて整理

一見すると引き出しも机上も整然としている人でも、「もう1年以上中を見ていない。使っていない」というのでは意味がありません。

使わない資料や道具がそのままになっているということは、「ただ場所を取るだけの不要品がある」ということ。それを処分すれば、限られたスペースを有効に使え、作業や勉強もはかどります。

とくに引き出しの中は乱れがちなので、トレイで細かく仕切って整理すると同時に、使ったら必ず元に戻すなどのルールを徹底して、使いやすい状態を長く保つようにしましょう。

たとえばファイルを日付順に美しく並べていても、それが使いやすさの点でベストとは限りません。必要な順や組み合わせに整理し直すことも、効率UPのポイントです。

資料は「要・不要・保留」に分類して溜め込まないことも重要

「いつか使うかもしれないから」と何年も取ってある資料がありませんか?

ある調査では、作成後1年たった書類の利用率は数パーセント程度というデータもあるほど、古い書類は不要な場合が多いものです。

まず、要・不要・保留の3つに分類し、不要品は即処分、保留のものは定期的にチェックして要か不要かに再分類、必要と思ったものも1年以上使わなかったら不要と見なす、など基準を決め、溜め込まずにその都度チェックするとよいでしょう。

印刷して保存せず、パソコンを有効活用するのも物を減らす方法です。

使い勝手に合わせてもっともっと効率的な机周りに!

最後にもう一度、ポイントを見直しておきましょう。

まず、不要なものは処分すること。そして、机や棚、キャビネットなど、収納できるスペースを再度チェックして、何をどこにしまうべきかを計画します。

よく使うものは近くに、ストックやたまにしか使わないものは奥に片付けるなど、使い勝手を考慮して、少しずつ改善していきましょう。

以下に、整理のための心がけをいくつか挙げますので、参考にしてみてくださいね。

  • 机の上は作業スペースとして広く使えるように、なるべく物を置かない
  • 消しゴムやクリップなどの小物はトレイで分類
  • 消しゴムやクリップなどの小物はトレイで分類して散らからない工夫を
  • 大きい引き出しに書類を入れるときは、フォルダーに入れて立てて保存
  • フォルダーごとにタイトルを付けて、パッと見で中身がわかるように
  • きちんと整理しても引き出しが足りない場合はキャビネットの利用も検討
  • 使ったものはその日のうちに元に戻し、机の上は常に整頓しておく
  • 汚れたらすぐに掃除できるウエットティッシュなどを近くに置いておく
  • 足元のケーブルはテープなどを使ってまとめておく

すっきり片付いた机なら、勉強も仕事もはかどります。さらにファブリックも変えて、リラックス空間を整えてみるのもいいですね。

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