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日々の暮らしに欠かせない光熱費や食費は、意外にムダが出やすいものです。ひとつひとつは少額でも、長いスパンで見ればかなりの金額に。
「節約」の一番のメリットはムダな出費を抑えてお金が貯まることですが、家事や買い物が効率よく進み、エコロジーな視点が生まれるなど、ほかにもいいことがいろいろ。
三日坊主にならないよう、ラクに続けられる方法を見つけましょう。
「〇〇円貯まったら旅行する」という楽しい目標を掲げたり、ノートやパソコンで家計簿を付けて節約の効果を実感したりするのもいいですね。
まず気をつけたいのが待機電力。電気器具を使わないときはなるべくコンセントを抜きましょう。
テレビなどリモコンで操作するものも、見ないときは主電源からオフ。そして出かけるときにはやはりコンセントを抜きます。
冬場のエアコンは温度設定を20度程度にし、ひざ掛けや湯たんぽなどで足元を暖かく保ちましょう。
こたつや冷蔵庫など温度が設定できるものは、「弱」などの節電モードに。
また、炊飯器の保温は電気代がかさむので、残ったご飯は冷蔵庫か冷凍庫に入れ、レンジで温めたほうがお得です。
掃除機をかける際はまず床を片付け、ほうきで大きなゴミを取っておきます。一緒にエアコンのフィルターも掃除すればエアコンの作業効率もUP。掃除機自体のフィルターやごみパックもきれいに保ちましょう。
ガスコンロを使うとき鍋から炎がはみ出していては不経済。火力を無駄なく使うなら強火より中火を基本にしましょう。また、同じ料理を作るのでも、器具の種類や使い方によってかなりの節約ができます。底の広い鍋は熱効率がいいですし、煮込み料理などには圧力鍋がおすすめです。電気を使うかガスを使うか、その見極めも大切。たとえば野菜の下ごしらえは鍋で茹でるよりレンジのほうが得ですし、お湯を沸かすなら電気ポットよりやかんのほうが経済的です。
料理と並び、ガス代節約のポイントとなるのがお風呂。追い炊きはどうしても高くつくので、一度沸かしたらなるべく時間をあけずに入りましょう。湯面に保温シートをかぶせてからフタをしておくと冷めにくくなります。
湯船にためる水量を抑えて、水道・ガス代を節約するのも一案。少な目のお湯でじっくり半身浴すれば健康面にも◎です。肩が冷えるという人は、乾いたタオルなどを肩にかけて。
「歯磨き中に水を出しっぱなしにしない」「食器の油汚れは新聞紙でふき取ってから洗う」「蛇口に節水コマを付ける」など、節水のコツはさまざまです。
また、肉や魚を切ると、まな板のヌルヌルを落とすのに大量の水を使うので、まな板代わりに開いた牛乳パックを使うなど、リサイクルを兼ねた方法も試してみましょう。
そして節水と同様に大切なのが、再利用すること。
米のとぎ汁や麺の茹で汁は、汚れを落とす作用もあるので、食器洗いやフローリング掃除に使えますし、植物の水やりにもおすすめです。
入浴後は、髪の毛やゴミなどをネットですくい取って、再利用しましょう。湯船の掃除にももちろん残り湯を!
食費を削るポイントは、店の底値や動向を知ることです。
近所に何カ所かある場合は、「この店は野菜が新鮮で安い」「こっちは肉が安い」「ここは何時からタイムセールがある」など、目玉商品や安い時間帯を比較しておくこと。
お得な品を買い忘れないよう、チラシにも目を通し、買い物リストを作ります。
また、食材を有効活用するには、1週間単位で献立を考えたり、常備食材を活用したり、家族の適量を把握しておいたりと、計画性も大事。
もちろん、買い物の前には冷蔵庫の中身をチェックして、買いすぎないように注意しましょう。
ベランダの家庭菜園で食費をカット。薬味に使えるネギやハーブ類のほか、トマト、ピーマンなどもおすすめです。
見た目にもきれいですよね。
光熱費・食費のほかに月々の電話代・スマホ代も節約の重要項目。通話料がグンとお得になる、IPフォンや、ネット回線とセットでお得になるプランなど、目的や使用頻度を確認して、利用プランの見直しも検討してみましょう。
2019.10.21 20:35 | |
2019.10.21 20:36 | |
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