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前回は、ハロウィンの飾りと仮装のことをお伝えしました。今回は、ハロウィン・ナイトのパーティ料理について取り上げます。
午後のティータイムに「ハロウィンモチーフのお菓子+お茶」で手軽に楽しむのもいいですが、夜にゆったりと集う楽しさは格別です。「Trick or treat!」と声を掛けられたときすぐお菓子を渡せるよう、小分けにしたお菓子セットを用意しておくこともお忘れなく!
パーティ料理にルールはありません。大皿に豪快に盛ってトングやスプーンで取り分けるのも楽しいし、大勢でいろいろな食べ物を持ち寄るのもにぎやかでいいですよね。
わが家の場合、立食形式にすることが多いので友人たちにも「つまみやすいもの」をお願いし、私自身も食べやすいフィンガーフードを中心に用意しています。
今年のハロウィン・ナイトにつくる予定の料理の中から、いくつかご紹介しますので、アイデアづくりにお役立てください!
手始めに、お客さんが来たらすぐに出せる、カナッペ。塩気とハーブのきいたクラッカーに、クリームチーズをのせました。このチーズは市販品なので、本当にちゃちゃっとつくれて便利です。
クラッカーにのせる具は「サーモン+クリームチーズ+ディルソース」「茹で海老+アボカド+マヨネーズ」などお好みしだいで。このほか「ジャム+クリームチーズ」などをきれいに塗った甘いカナッペがあると、目先が変わって飽きずに食べられます。
カボチャペーストやフムス(ひよこ豆のペースト)をココットなどに盛ってスプーンを添えておき、クラッカーやバゲットに自分で塗って食べられるようにしておくのもおすすめです。
ハロウィン柄の紙カップに入れて焼いたケークサレ。甘いお菓子なのかな?と思いきや、食事にぴったりの味!
ケークサレとは、フランス語で塩(サレ)味のケーキを意味し、さまざまな具材を混ぜて焼き上げる「甘くないケーキ」なのです。ふだんはパウンドケーキ型で焼いていますが、紙カップならあまったときに持ち帰ってもらうのにも便利です。
今回は、たっぷりの厚切りベーコンと、旨みの詰まったローストオニオンをメインの具にし、塩とカレー粉、それにクミンシードを加えて、大人の味に仕上げました。チーズもたっぷり加えてあるせいか、子どもたちにも大人気。かなりボリュームがあるので、けっこうお腹にたまります。
ハロウィンといえばかぼちゃ料理。去年はかぼちゃと挽き肉のグラタンをつくりましたが、今年はかぼちゃとチキンのキッシュにしました。手間を減らすため、市販の冷凍パイシートを使っています。
具材は一口大に切ったかぼちゃと、鶏もも肉。かぼちゃは耐熱容器に入れてラップをふんわりかけ竹ぐしがすっと通るくらいまで電子レンジで加熱しておきます。もも肉には、塩とハーブで下味を付けておきます。
フライパンに油を熱して、下味を付けたもも肉を焼き、先ほどのかぼちゃも加えてしばらく炒めます。ここに粒マスタードとはちみつも加えて、ハニーマスタード風味に仕上げるのが味のポイントです。最後にシュレッドチーズを加えてザッと混ぜ合わせたら具材の完成!
あらかじめ焼いておいたパイ生地に、この具材をたっぷり入れ卵と生クリームを溶き合わせた「アパレイユ」も流し入れます。あとはオーブンで焼き上げればできあがり!
冷めてもおいしいキッシュですが、お出しする時間に合わせたタイミングで焼き上げるか、あらかじめ焼いておいて、出す前に温め直すかすれば焼きたてを味わっていただけます♪
パーティのしめくくりには、やっぱりケーキ!私の場合、料理に手間をかけたいのでケーキは買っています。逆に、デザートを手づくりして、料理は鍋物やチーズフォンデュなどでお手軽に済ます、というのもアリですよね。
全部を手づくりしよう!と意気込みすぎると疲れてしまうので、上手に手抜きをしつつ、ホストもゲストも一緒に楽しみましょう!
上の写真は、息子が1歳のときにオーダーしたオリジナルケーキ。前回の記事にも書いたように、わが家では10月生まれの息子の誕生日とハロウィンパーティを同時にやるのでバースデイケーキとしての役割も兼ねています。食べる前には、「1」の文字の横に太いキャンドルを1本、ドーン!と立てて、ハッピーバースデイをみんなに歌ってもらいました。
もうすぐやってくるハロウィン・ナイト。仮装をして、飾り付けもして、わいわいがやがや。楽しい一夜を過ごしましょう。
2019.10.01 22:02 | |
2021.06.28 20:56 | |
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