大人世代のライフスタイル提案メディア
12月最大のイベントといえばクリスマス。クリスマスまでにはまだ時間がありますが、その日に向けて、ヘクセンハウス(おかしの家)をつくってみませんか?
クリスマスは、ツリーやリースを飾ったり、パーティの予定を立てたり、プレゼントを考えたり。楽しいことがいっぱい!ですね。
普通、ヘクセンハウスといえば、生姜やシナモンを配合したジンジャーブレッドでつくります。そのため「ジンジャーブレッドハウス」とも呼ばれますね。
香りのいい生地から手づくりして、型紙も自分でつくればまさしくオリジナルのヘクセンハウスができますが、初めて挑戦する人には、ちょっと敷居が高いかもしれません。
そこで今回は、お菓子づくりを楽しむヘクセンハウス。無印良品のキット「みんなの手作りヘクセンハウス」を利用してつくってみました。
キットといえど、生地もチョコの屋根も自分でつくるし、付属の型紙もハサミで切ってから使うので、「手づくりしたー!」という満足感は十分。
初めてだとけっこう時間がかかると思うので、たとえばクッキーの生地を焼くところまで済ませておき、アイシングでくっつけるのは翌日に、など余裕を持って楽しみましょう。お子さんにも手伝わせてあげると大喜び間違いなし!
詳しいつくり方はキットの中にも入っているので、そちらを参考にしていただくことにして、市販のキットをアレンジするアイデアをご紹介します。
型紙通りだと、後ろの壁にはクッキーでつくった窓を貼り付けるようになっていますが、私は壁を四角く抜きそこに砕いたキャンディを入れて、ステンドグラスにしてみました。本物の窓のように透けて見えてキレイです。
ステンドグラス窓のできあがりは、こんな感じ。市販のきのこシュガーもアイシングでつけてみましたよ。おかしの家は、こんな風に好きなお菓子を自由にくっつけられるので、とても楽しいです。
今回はシンプルに仕上げましたが、マーブルチョコや金平糖などをいろいろ用意して、カラフルなおかしの家にしてもかわいいですよね。
さて、話を元に戻しましょう。
屋根は、付属されているチョコレートとモルトパフ、チョコ用モールド型を使ってつくります。壁や煙突になるクッキー生地も、屋根になるチョコもレシピ通りにじっくりつくればさほど難しくないですが、じつは、おかしの家づくりを成功させる秘訣のひとつは、糊の役割を果たす「アイシング」にあります。
無印良品のキットでは、付属の粉糖に卵白とレモン汁を加えながらつくっていきますが、もし今後もアイシング・クッキーなどをつくりたい!と思っている方なら、Wiltonの「メレンゲパウダー」をおすすめします。卵白でつくるより香りがいいし、何よりすごく簡単。固さにさえ注意すれば失敗もしません。私はこれを使うようになってから、アイシング・クッキーをつくるのが楽しくなりました!
そして、わが家の「オリジナルアイデア」をもうひとつ。
息子がキットの箱に印刷されているできあがり写真を見て「なんでプレゼントがお外に置いてあるの?」と素朴なギモンを投げかけてきまして...。
「あぁ、たしかに」と思ったので、プレゼントは家の中に仕込んでおきました。ドアからのぞけばちらっと見えるし、食べるときはたぶん屋根からくずしていくはずなので、最後にはこのプレゼントが残ることでしょう。
クリスマスツリーは自宅にあった抜き型でつくり、アイシングを淡いグリーンにして、アラザンでかざりました。
最後に、全体にふわ〜っと粉糖をかけるのもキットにはないやり方ですが、アイシングが多少はみ出してもこれで隠すことができるし、ホワイトクリスマスっぽい仕上がりになるので、おすすめです。
なかなか手間ひまかかる「おかしの家」ですが、つくる楽しみ、見る楽しみ、食べる楽しみはその苦労を十分に補ってくれますよ。
2019.09.30 21:15 | |
2022.10.04 13:38 | |
知育・子育て, フード・ドリンク | |
スイーツ, 手作り |