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エディブルフラワー(食用花)って食べたことありますか?
よく行くスーパーに、最近いろいろな種類が置いてあって、どうにも気になっておりました。食用花といっても、仕出し弁当やお刺身に添えられてそうな、黄色い菊だけじゃないんですよね。
キンギョソウとかパンジーとか、「え!? これって、食べられるの!?」っていう、あざやかな色合いのお花が「食用」だというのですから、そりゃ気になります。
サラダにするのかな。デザートにしてもきれいだろうな。そんな妄想を膨らませつつも、一度も買ってみたことはなく「誰か私にエディブルフラワーを食べさせて!」と他力本願・・・。待っていても誰も応えてくれそうにありませんので、自腹で購入しました。
フラワーババロア。繊細なお花がのってるんです。これはもう、「こわれもの」以外のナニモノでもありません。
「いったいどんな風に届くのかしらん」というのも大きな関心事。だって、せっかくの美しいババロアが崩れていたら哀しすぎます。
届いた箱を開けてみると・・・こんな容器に入っておりました。
フタ越しに透けて見える花の色に、ドキドキ感をそそられます。「こわれてないかな、どんな花が使われているのかな」はやる気持ちを抑えつつ、ここは努めて冷静に・・・。
というのも、この容器からお皿に移し替える・・・という作業を、ババロアをこわすことなく遂行するには少々コツが要るのです。あれこれ試した結果、失敗しなさそうな方法を見つけました。
輪っかになっている「フタ」をしたまま逆さまにし、まずは四角い土台をそっとはずします。そうすると、ババロアの下に薄いビニールシート(のようなもの)が敷いてあるので、そのビニールもゆっくりとはがします。ビニールシートをはがしたのがこの状態。
ここで上からお皿をそっとかぶせ、フタと皿を両手で押さえて、そのまま静かにひっくり返す。そして初めて、フタを外すのです。
先に土台をはずす方法がベストなのかどうかわかりませんが、いろいろやってみて、このやり方が一番うまくいく気がしました。くずさずに移せたら、まずはホールの状態で食卓へ。
あ、そうそう。お皿に移してる途中で、もしババロアがやわらかくなりすぎたら、一度、冷蔵庫で冷やしてから召し上がるとよろしいかと。ババロアがやわらかくなりすぎると、カットしにくいですし。
前置きが長くなりました。いよいよ、実食!
ババロアにはカモミールの抽出液が配合してあるそうで、なるほど、ほんのりとお花のような香りがします。甘すぎず、誰にでも好まれそうなお味なので、小さい子でもお年を召した方でも、おいしくいただけそう。
使用されるエディブルフラワーは季節によって異なるようです。私の元に届いたのは、キンギョソウとデンファレ(たぶん)。デンファレも食べられるのかー!と、再度びっくり。
デンファレは歯ごたえがあって、たとえるならサラダ・・・のような。この食感は、もしかしたら好き嫌いがあるかもしれません。私の友人は「花は食べずに見て楽しめばいいんじゃない?」と。私は花ごと完食しましたよ。
このフラワーババロア。お花好きの女性や、誕生日を迎える方にプレゼントしても喜ばれそう。季節によって花の種類が変わるというのですから、季節感もたっぷり味わえそうですね。
2019.07.03 21:22 | |
2022.10.04 13:41 | |
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