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だんだんと暑くなってきて、今年の夏も引き続き節電モード。これから本格的な夏に備えて、いろいろな過ごし方の提案が出てくると思いますが、「涼しいお菓子」で暑さをしのぐのも一つの手ですね。
表面的に暑くても、気分が涼しくなるとだいぶ違うものです。Amazonでもお中元特集が始まり、涼しげな贈りものがあったので、取り寄せてみました。今回取り寄せたのは名前からして涼しい気分にさせてくれそうな、赤坂青野の涼風銘菓撰(11個入り)。
このセットは赤坂青野を代表するお菓子が詰まっています。看板商品の「赤坂もち」に、夏の和菓子を代表する「水ようかん」。甘納豆の「小倉ひねり」や求肥入りの「茶玉」。そしてわらび羹をベースにした「小豆流し羹」。
それでは、一つひとつ紹介していきましょう。
まずは水ようかん。この水ようかんは三つ入っているのですが、そのうち小豆と黒豆の二種類が入っていて、写真は小豆のほうです。
少し切ってみるとプルンとして、しっかりとした感じのように見えますが、食べてみると思った以上に柔らかく、あっという間に溶けてなくなる感じ。
普通の羊羹のようなねっとり感がなく、さらっと食べられますし、やっぱり冷やして食べるのがなによりおいしいですね。
続いて茶玉。この茶玉は、詰め合わせセットでしか味わえないお菓子。見た目の色の通り抹茶が練り込まれていますが、表面は生地というよりも実は餡でした。そして中に見える白いのが求肥(ぎゅうひ)。
一般的には餡を求肥で包むお菓子が多いので、この逆の構造はなかなか珍しいですね。食感もなかなか面白く、抹茶のほろ苦甘い餡の割合が大きいのでおいしかったです。
続いて甘納豆の「小倉ひねり」。甘納豆というと一粒ずつのものが多いですが、赤坂青野の甘納豆は蜜漬けにした小豆と、もち米粉を合わせて蒸していて、一口サイズに仕上がっています。これも面白い発想ですね。
一口で食べられるサイズですが、味はかなり濃厚にできているので、このサイズでも、お茶菓子として十分に満足させてもらえます。
続いて、赤坂青野の看板商品「赤坂もち」。この一つひとつ風呂敷に包まれているのが、なんともかわいらしく、とても日本的ですね。開ける楽しみも味わえて、贈りものには最適だと思います。
赤坂もちはきな粉がかかったお餅ですが、ただの餅でなく、胡桃と黒蜜が生地に練り込まれています。これは黒蜜を後からかける信玄餅と違って、お餅自体にしっかりと味が仕込まれているので、お餅を楽しむという点でも素晴らしい、お菓子だと思います。
そして最後は「小豆流し羹」。箱の中で占めてる割合が一番大きかったこのお菓子、こちらも水ようかん。
こちらの水ようかんは夏限定のお菓子で、先ほどの水ようかんとは違って、わらび羹をベースにこし餡を練り合わせたもの。よりみずみずしく仕上がっていて、容器に使われている本物の竹の香りが「涼」を感じさせてくれます。
すくってみると小豆の色は薄く見えますが、わらび羹とこし餡のバランスがちょうどよく、水ようかんとはまたちょっと違った印象を受けました。
こちらのほうがさらにつるっと口に入ってくるので、とても食べやすい。中に入っていた説明文には、赤坂もちのきな粉をかけるとよいと書かれていましたが、確かにきな粉は余ることが多いので、ぜひお試しを。
これからお中元シーズンに入りますが、涼しいものを贈りたいとお考えでしたら、このセットは、よろこばれるのではないかと思います。
2019.06.29 20:00 | |
2022.10.04 13:50 | |
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