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ローファー、ブーツ、パンプスなど革靴は誰しも何足か持っているはず。特に秋冬はブーツをはじめ革靴の登場機会が増えることでしょう。
クリームを塗っておけば革に脂分が適度に補給され、表面に薄い保護膜もできますが、革靴は一度履いただけでも汚れたりキズが付いたりします。せっかく買ったお気に入りの靴を、少しでも長く美しい状態で履くためには、こまめなケアが欠かせません。
私のパンプスもご覧の通り、いつのまにか大きいキズが付いていました。それを靴墨でお手入れすると...
たった一度の靴磨きで、補修したかのようにキズが全く目立たなくなりました。「最近、革靴のケアをしてないなぁ」と思ったら、さっそくお手入れを始めましょう!
まず必要なのは、ケアグッズ。
今回おすすめしたいのは、靴クリームの国産メーカー、コロンブスの「Boot Black」シルバーライン。Boot Blackはイギリスの古い言葉で「靴磨きをする人」を意味するそうでコロンブスの最上級シューケアシリーズとして知られています。
そして、その中の「シルバーライン」は、より基礎的なシリーズとして発売されたものなので、初心者にもおすすめのラインナップ。デザインも素敵なので、お手入れするのがうれしくなります。
アイテムは、シューポリッシュ、シュークリーム、レザーローション、ウォータープルーフスプレーなどいろいろあり、靴の性質や目的に応じていろいろ揃えたいところですが、ケアの基本は栄養補給+補色効果なので、とりあえずは「シュークリーム」だけでも十分です。
クリームの色は、ブラック、ブラウン、ホワイトなどはもちろん、マホガニー、ダークグレー、ネイビーブルーなど多彩。私は基本のブラックといろんな色に使えるニュートラル、ダークブラウンを愛用しています。
さて、先ほどの黒いパンプスでケア手順をご紹介しましょう。まず、靴表面の汚れはブラシなどで落としておきます。
小さめのブラシでクリームを適量取ります。
キズのあるところはたっぷり、全体は少しずつクリームを付けます。Boot Black シルバーラインのクリームはとてもやわらかく、表面に伸ばすのも簡単。さらっとした仕上がりで軽やかに手入れできます。
ここでポイント!
その後、布で磨くのでもよいですが、それだと手が汚れるので、大きいブラシでまんべんなくクリームを伸ばして、そのままそのブラシを何回も擦って磨きあげます。
仕上げに、布で余分なクリームを軽く拭き取ります。ブラシで磨く方法だと手が汚れずに、さらに革のデコボコした表面も満遍なく磨き上げられて、布で磨くよりもピカピカになるのです。
普段のケアはこれで十分。簡単なので時間もかかりません。履いた後に必ずこのケアをやっておけば、大切な靴をピカピカの状態で履き続けられます。
2019.06.13 19:50 | |
2019.10.18 20:06 | |
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