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日々の料理に欠かせない「まな板」と「包丁」は、キッチンで登場回数が多い道具の代表格かもしれません。
包丁は「切れ具合」「デザイン」など選ぶ基準が明確ですが、まな板って、包丁ほど使い心地が実感できないし、どう選んだらいいかわからない、という面がありませんか?
包丁はけっこう切れるのを使っているんですけど、まな板は、某インテリアショップで見つけた、激安の木製(大小2枚セットで1,000円以下)を使ってました。
大きいほうを「野菜用」、小さいほうを「魚肉用」と区別して、使ったらすぐに洗っていたし、定期的にオイルも塗っていました。が、それでも黒ずみや汚れが出てきて困っていたんですよね。
いいまな板って、安いのとどこが違うんだろう??そんな風に思いつつ、こちらのまな板を試してみました。
このまな板は、料理研究家・有元葉子さんが企画する「la base(ラ・バーゼ)」のシリーズ。
有元さんといえば、シンプルで美味しい料理のレシピだけでなく、ムダのない暮らし方やスタイリッシュなインテリアなど、住まいやモノ選びのセンスにも定評の料理研究家。
センスのいい暮らしを、さりげなく守り続けている人というのは、モノ選びにも決して妥協しないものです。そんな有元さんのお眼鏡にかなったまな板・・・これは、よさそう!サイズは26センチ。まな板には珍しく、正方形です。コンパクトで使いやすいし、正方形ってなんだかかっこいいゾ。
厚みがあるので、こんな風に立てて置けます。
素材はゴム材。一般的なまな板はブナ材が多いそうですが、それに比べると弾力性が高いので、包丁のあたりもやわらか。プラスチックのまな板を使っていて包丁が欠けちゃった!という方、このやわらかさは試してみる価値があります。
そして私が何より注目したのは乾きの速さ!うちにあった激安まな板と、「水はじき比べ」をしてみましたっ。左側の濃い色がラ・バーゼ 、右の白っぽいのが激安まな板です。水をたらしてみると・・・
おやおや、右側の安いほうは早くもしみこみつつあるようです。
拭き取ってみると・・・
違いは一目瞭然!水だけでなく、当然、汚れもラ・バーゼのほうが付きにくいです。
現在、使い始めて1ヶ月半ほど経ちますが、はじき具合は全く衰えず、「これなら梅雨時もカビなしでいけるわ!」と、手応え十分。この使い心地なら、5,000円(税別)の価値はあるんじゃないでしょうか。
やわらかい素材なので、傷が付きにくいということはないようで、傷具合は今までのと同じような感じかな。でも、心配は要りません。黒ずみなどが付いてしまったら有料で表面の削り直しもしてくれます。いいものだからこそ、末永く愛用してほしい・・・そんな思いのこもったサービスですよね。
とはいえ、なるべくベストな状態で、長〜く使い続けるために、
などの注意点を守るとよいと思います。
さて、わが家では、水気をよりしっかりと切るために、こんな風に取っ手を付けて(取っ手はホームセンターで購入)、掛けて保管することにしました。
壁面から浮くように、取っ手の手前側に引っかければ、どの面も接着していない状態になるので、まんべんなく乾きます。白い取っ手と天然木の質感がぴったりマッチしていて、ますます愛着がわいてきました。
道具は、愛着を感じられるものを選んだほうが大切に使うし、やっぱりその分長持ちするなぁと思います。暮らしの達人・有元葉子さんが選んだまな板。あなたの料理の相棒に、いかがでしょうか。
2019.06.07 17:21 | |
2021.06.28 19:34 | |
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